仕事のない田舎に「ゴーストタウン」を造ってどうする? 「地方創生」には、ハコモノ経済を止めること。


地方には、仕事がない。
よって、地方からは、若者が出て行ってしまう。
仕事がないと、どうなるのか?
収入が無くなる・・・。
電気・ガス・水道代が支払えなくなる。
食料品を購入できないので、餓死する・・・。

ま、餓死する前に借金をしてしのぐことが多いのではあるが・・・。

地方の基幹産業は、第一次産業ではない。
「公共事業」なのだ。主に、公共工事。
公共の施設は、昭和40年代に日本中でおおむね造られているが、さらに、建築を積み重ねることになる。
地方の公共事業とは、通称、「ハコモノ」を造ること。
しかし、造った後は、「ゴーストタウン」になるだけ。
地方創生するには、土建屋経済を止めることにある。

「ゴーストタウン」を造っても、地方の負担は増すばかりで、過疎化に歯止めが利かなくなる。
カナディアン.JPG
担保価値0円の山奥の土地を数億円で購入して、小さな街を造ってみました。
そこに続く道路も舗装しましたので、総額100億円を超えると思います。
結果、何人かの住民は住んでいるものの、冬期間は閉鎖されるので、完全なゴーストタウン」になります。

大もうけしたのは、土地を売った地権者。
さらには、土建業者のみ。
お金を支払ったの地方自治体・・・もっとも、借金ですが。
結局、その「ツケ」は、当該自治体住民が支払うこととなるわけです。
「ハコモノ」経済、大反対!!

しかし、田舎は、仕事がないんんだ、これが本当に・・・よって、過疎化。雇用を生み出せない「地方創生」。
このままでは、日本の地方は、財政破たんした米デトロイトだらけになるにちがいない。

かつて米自動車産業の中心地として栄えたミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)市。だが、もはやその威光は、メキシコの画家ディエゴ・リベラ(Diego Rivera)が米自動車大手フォード・モーター(Ford Motor)の工場の風景を描いたデトロイト美術館(Detroit Institute of Arts)所蔵のフレスコ画「デトロイトの産業(Detroit Industry)」に見られる程度だ。
デトロイト市は7月18日、同州連邦破産裁判所に連邦破産法9条の適用を申請。米国史上で財政破綻した最大の自治体となった。破産法の適用については連邦破産裁判所での審理が続いている。破産手続きで債務返済のため一部でも美術館の所蔵品売却が決まった場合、リベラの壁画が公の場から姿を消すこともあり得る。
「所蔵品を売却すれば、美術館は閉鎖になるかもしれない」と、同美術館の最高執行責任者(COO)、アンマリー・エリクソン(Annmarie Erickson)氏は危惧する。
1885年に開館したデトロイト美術館は、新聞界や自動車業界の有力者たちからの資金援助を通じて、世界有数の美術品を集めてきた。米国で最初にビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)とアンリ・マチス(Henri Matisse)の作品を購入した美術館でもあり、年間約60万人が訪れる。リベラの「デトロイトの産業」はフォードの自動車生産工場がもたらす正と負の側面を見事に描きだした作品だ。
デトロイトの財政再建を指揮する緊急財務管理者は、美術品を長期間貸し出したり新たな融資の担保にしたりして資金調達したいと表明している。財政破綻で年金を失う恐れがある退職者などの債権者たちが美術品は売却可能な資産と主張することは必至だ。抗議団体は、政治家はピカソよりもまず市民を守るべきだと訴えている。
一方、最近の調査によると、デトロイト市民の78%が美術品の売却に反対している。しかし、この割合も競売大手クリスティーズ(Christie's)による美術品の査定が完了すれば変わる可能性もある。市の負債総額180億ドル(約1兆7500億ドル)に対し、売却対象の美術品は推定100億〜200億ドル(約9700億〜1兆9500億円)相当とされている。
posted by ウォーターメロン at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする