ビートルズ(The Beatles)の「海賊盤(ブートレグ: bootleg)」は、膨大な量が公然と発売されています。
もちろん。「海賊盤」は、非合法ですが・・・。
海賊盤といわれているのは、大きく分けると3種類ほどあります。
原曲は全く同じですが、ミックス違いなど。(別テイク。)
原曲のヴァージョン違いなど。(別ヴァージョン。)
完全な未発表なもの。(主に、コンサートやライブなど。)
ビートルズの「別テイク」「別ヴァージョン」の「海賊盤」として出回っていたものは、後に正規版として「アンソロジー」(2枚組CDX3タイトル)というタイトルで販売されました。
ビートルズの未発表曲も数多くの「海賊盤」として出回っています。
「海賊盤」の音源として有名なセッションは、ビートルズ解散間際の1969年1月の通称「GET BACK」セッション。
続く2月から3月にかかえて行われた通称「HOT AS SUN」セッション。
前者のセッションは、ビートルズ解散間際を描いたドキュメンタリー映画「LET IT BE」と、同名アルバムとして発表されました。
後者は、ビートルズ最期のアルバム「アビー・ロード」として発表されました。
ビートルズの「GET BACK」セッションでは、100曲以上をレコーディング。
96時間にも及ぶテープの量でした。
「LET IT BE」は、何と27回目も録音し直しました。
ビートルズのプロデューサーであるサー・ジョージ・マーチンは、苦労してアルバムを完成。
アルバム名は「GET BACK」(GET BACK WITH LET IT BE AND 11 OTERE SONGS)。
曲目は。
Side A
1 Instrumetal umber 42
2 Save The Last Dansu For Me/
Don't Let Me Down
3 Don't Let Me Down
4 Dig A Pony
5 I've Got A Feeling
6 Get Back
7 One After 909
nother
Side B
1 For You Blue
2 Teddy Boy
3 Two Of Us
4 Maggie Mae
5 Dig It
6 Let It Be
7 The Long And Winding Road
8 Get Back
ビートルズの会話なども入っているドキュメンタリー風のアルバムに仕上がりました。
しかし、ビートルズの4人は満足せず、結局「没」・・・。
後に、高名なプロデューサー、フィル・スペクターが再プロデュース。
オーケストラなどをオーバー・ダビングしてアルバムを完成。
それが、タイトルを「LET IT BE」と変えて、発売されました。
この96時間に及ぶ音源が、その後「海賊盤」として出回ったわけです。
続いて行われたスタジオ・セッションでは、以下の曲がレコーディングされました。
(映画「LET IT BE」のエンディング、「アップル」ビル屋上でのセッションが、ビートルズの最期ではありません。)
1 Maxwell's Silber Hammer
2 Don't Let Me Down
3 Hot As Sun
4 Junk
5 Polythene Pan
6 Octopus's Garden
7 I Should Like To Live Up A Tree
8 Zero Is Just Another Even Number
9 What's The News Mary Jane
10 Dirty Old Man
11 Proud As You Are
12 Watching Rainbows
アルバム「HOT AS SUN」として発売予定でしたが、結局このアルバムも「没」。
そして、「海賊盤」として日の目を見ることに・・・。
ビートルズは、すでに解散同様の状態でした。
仕方が無いので、「GET BACK 」と「HOT AS SUN」の両セッションから一人ビートルズ状態のポール・マッカートニーが、キーボード、ギター、ドラムを一人で演奏してオーバー・ダビング。
そうして完成したのが、レコーディング・スタジオの名前でもある「アビーロード」。
デジタル処理技術も無い、今から40年近く前の録音技術ですが、ダビングを重ねたような形跡が感じられない完成度の高いアルバムです。
ほどなく、ビートルズは空中分解、4人は四散してしまいました。
すでに、モノスンゴイ「大金持ち」となってしまったビートルズの4人のメンバーたちは、もはや、そんなモン「わしゃ、知らん!」状態・・・。
「もう、どうでもエエちゅうねん・・・。」
そして、残されたビートルズの膨大な量のテープーは、「海賊盤」と姿を変えて、「闇の市場」へと流れていきました・・・。
管理ズサン・・・。
<参照>
・ビートルズの著作権「ノーザン・ソングス(Northern Songs Ltd.)」は、一体誰が所有しているのでしょうか?
ビートルズのGet Back sessionsと、本当はビートルズ最期の曲となるハズだった「Watching Rainbows」の音源です・・・。
The Beatles:Get Back sessions
The Beatles Get Back with Rolling Stones in the Apple Studios
「HOT AS SUN」セッション:The Beatles〜Watching Rainbows
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