世界の基軸通貨は「米ドル」です。
その基軸通貨が揺らいでいます。
2008年9月29日(日本時間9月30日)
アメリカの金融安定化法案が下院で否決されたことを受けてニューヨーク株式市場が大暴落を記録しました。(ストップ・エクスチェンジ)
ダウ工業株30種平均が、777・68ドル(約7%)安と過去最大の下げ幅を記録しました。
終値は、1万0365・45ドルでした。
何と、終値1万ドルを割る寸前でした。
これは、2001年の同時テロ直後の684ドル上回る、史上最大の下げを記録しました。
アメリカ発の金融恐慌となるのでしょうか?
アメリカをはじめヨーロッパなどでは、金融機関の再編が進んでいます。
現段階では、嵐が吹いているのは、金融関係にとどまっているようです。
アメリカの金融安定化法案は、再びアメリカ議会で討議されることになるでしょうが
ささっと「不良債権」を切り離さないと大変なことになります。
もたもたしていると、実態経済に現れてきます。
アメリカ金融安定化法案の公的資金7000億ドル(約74兆円)など、アメリカにとってたいした金額ではありません。
何しろ、世界中の国の外貨準備金は多くが「米ドル」です。
日本は、1億ドル(100兆円)以上保有しています
中国は190兆円以上保有しています。
(借りているのかもしれませんが)
さらに、アメリカの国債の格付けは「トリプルA」です。
国債は、中東や日本、中国でも、大量に保有しています。
世界中で、「米ドル」を買い支えているようなものです。
「米ドル」の機軸通貨としての地位はぐらつく事でしょう。
しかし、複数の機軸通貨を使用しての商取引は、極めて不便なのです。
したがって、基軸通貨というのは、ひとつというのが望ましいのです。
ですので、アメリカは、どれほど借金まみれになっても、「当分」はツブれません。
また、アメリカ国債が、一挙に大量に投売りされるということは、考えずらいように思えます。
実体経済にダメージが出てしまう前に、アメリカは、さっさと税金を使って「不良債権」を買い取ってほしいものです。
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