太陽電池業界がにわかに活気づいています。
21世紀に入ってから、様々なタイプの太陽電池が研究開発されてきました。
さらに、追い討ちをかけるような原油価格高騰。
また、地球温暖化を促す温室効果ガスである、二酸化炭素の排出削減が叫ばれています。
そうです、従来のシリコン・パネル方式以外の太陽電池の新しい製造方法が次々と開発されているのです。
光合成が太陽光をエネルギーに変換する方法を採用した色素増感型太陽電池。
CIGS(銅、インジウム、ガリウム、セレン)系半導体材料をポリマーの薄膜に、インクジェッター・プリンターで印刷する有機太陽電池。
非常に低いコストで製造できます。
半導体も、電子基盤に印刷できるようになってから、性能が向上、普及しました。
そして、近年、導電性ポリマーやフラーレンなどを組み合わせた有機薄膜半導体を用いる太陽電池「有機薄膜太陽電池」が開発されました。
有機薄膜太陽電池は、色素増感太陽電池よりもさらに構造や製法が簡便になると言われています。
現在シリコンパネルを使用する太陽電池は、シリコンパネルの供給不足が続いています。
新しく開発された太陽電池は、製造工程も簡便なためコストも低く抑えることができます。
しかし、太陽エネルギーの電力変換効率が、従来のシリコン・パネル方式が15〜20%なのに比較すると、4〜5%程度とあまり良くありません。
その点が克服されれば、新しい太陽電池方式の普及速度は速まることでしょう。
<参照>
・「産総研」、「トッキ」、「三菱商事」が共同開発した次世代太陽電池モジュール。
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