アメリカ発の「金融危機」は、ヨーロッパで猛威をふるっているようです。
国際通貨基金(IMF)の10月7日の発表によると、金融機関の損失総額が、計約1兆4500億ドル(約145兆円)との発表がありました。
半分ほどが、アメリカ国内の損失。
4割ほどが、ヨーロッパでの損失。
残りの1割ほどが、アジア、その他の地域の損失のようです。
当初は、金融危機は、その発信源地アメリカに限定的という態度を取っていた欧州諸国(EU)です。
米国政府が「銀行の不良債権処理に欧州各国も公的資金を投入して協力してほしい」と提案しても
欧州諸国(EU)は「自分たちにはその必要はない」と一蹴してきました。
しかし、時の経過にともない様相が、一変。
以外なほど欧州諸国の金融機関のダメージが大きかったようです。
先週は、欧州諸国で五つの金融機関が倒産の危機に追い込まれました。
欧州諸国は、倒産しかかった金融機関に国民の税金を投入して国有化など、政府による直接支援に乗り出しました。
「我々の金融システムは堅調である。」と公言していたEUです。
しかし
倒産しかかった欧州の民間銀行は、融資が預金の140%に達しているということです。
アメリカの倒産していった金融機関は主に「投資銀行」といわれている証券会社が中心でした。
アメリカの民間銀行が行っている融資は、預金の96%ほどだそうです。
欧州の民間銀行は、実は、「自転車操業」だったんですね・・・。
EUは統一通貨「ユーロ」を導入して、堅調な金融システムを構築していると見られていました。
実態は、ギャンブル経営に近かったんですね。
おかげで、「アイスランド」が、破産寸前なようです。
欧州の金融の錬金地「英国」は、どうなるんでしょうか?
<参照>
・ヨーロッパに飛び火した「金融危機」で統一通貨「ユーロ」の信認が揺らいでいます。
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