パナソニックと三洋電機が合併交渉中。


経営再建に迫られている「三洋電機(SANYO)」と、総合家電メーカー大手の「パナソニック(Panasonic)」が合併交渉中という報道がありました。

電機業界では厳しい価格競争を背景に再編が加速しています。

パナソニック」は10月1日に、創業以来続けていた社名を「松下電気産業」から「パナソニック」に統一したばかりです。

三洋電機」はシロモノ家電などの販売が不調で、近年経営が芳しくありません。

しかし、三洋電機は、「リチウムイオン電池」「ハイブリッド太陽電池」などは、とても強みのある分野です。

「リチウムイオン電池」は、将来大きく成長する分野で、全世界でしのぎを削っている真っ最中です。


そして、以外にも「パナソニック」は太陽電池部門は手付かず。

パナソニック」は、水素の化学反応を利用した家庭用の燃料電池を開発、事業化に成功しました。

この買収によって、太陽電池と燃料電池の両システムを手中にできるワケです。

「エコ住宅」としての「オール電化」システムに欠かせない太陽電池と燃料電池。

両方のシステムをパッケージ販売出来るという、大きなセールス・ポイントを得ることになります。


三洋電機は、経営再建の過程でゴールドマンサックス(米)、大和証券SMBC、三井住友銀行に計約3000億円の優先株を発行し、その処理が懸案になっています。

上記3社との間で交わした優先株の売却制限契約が、来年3月に切れるため、事業が切り売りされかねない事情を抱えていました。

三洋電機にとっても、「渡りに舟」だったのかもしれません。

三洋電機」の株価は、現在140〜150円台と低迷。

パナソニック」は、公開買い付けするには絶好のチャンスと判断したようです。

問題点としては、両者総合家電メーカーのため、シロモノ家電などでバッティングする分野も多くあります。

そして「三洋電機」の名前を残すのかどうか・・・。

水面下では、両社トップの話合いが進捗していたようですが・・・。

上手に克服できるでしょうか?

もし、合併が成功すると売り上げ高11兆円を超える国内最大の総合家電メーカーの誕生となります。
posted by ウォーターメロン at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(1) | 産業全般
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