日本の「冷凍技術」は、世界一らしいです。
日本の冷凍技術が進歩したおかげで、「寿司」が世界的に食されるようになりました。
そんな日本の冷凍技術の中で、最近注目を集めているのが、島根県の株式会社フィールテクノロジーが開発した「氷感技術」です。
「氷感技術」とは、「氷感庫」といわれる保冷庫内の食材に、高電圧を加えて食材中の水分にわずかな振動を与え続けます。
こうすることによって、氷結点以下の温度でも食材を凍らせずに鮮度保持と長期保存を可能にするという保冷技術です。
食材によっても保存期間が異なりますが、3ヶ月ほどから1年間ぐらいまで、新鮮なママです。
現在、小型の「氷感庫」は、すでに販売されています。
大型の「氷感庫」はJAしまねや、地元のスーパーなどでとライセンス契約をして農産物の保管などに活用されています。
さらに、「氷感技術」は、医療用保冷装置としての活用も視野に入れています。
冷凍できない臓器や細胞の長期保存に効果があるということです。
臓器移植手術や病理学研究への利用も期待されています。
農業や漁業などの第一次産業の最大のウィーク・ポイントは、生産性の向上よりも、生産調整が出来ないという点です。
工業製品のように、在庫の調整が難しいのです。
売れなければ、後は腐るだけですので、安く叩かれるのです。
販売価格の決定権は買い手にあるのです。
「冷凍技術」の進歩は、第一次産品の「生産調整」をある程度可能にすることでしょう。
さらには、食料自給率を上げることにも貢献できるかもしれません。
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