韓国の当局は、2008年年末に入って、ウォン安を防ごうと為替市場に積極介入をしているようです。
9月に表面化したアメリカ発の金融危機のせいで、韓国の通貨ウォンは暴落。
年末には、輸入などの代金決済時期が集中します。
国際決済通貨である米国ドルに対して、半分ほどの価値となってしまったウォン。
年末決済の為替差損を食い止めるため。
そのため、韓国当局はドル売り、ウォン買いを積極的に進めているようです。
1ドル=1500ウォンが、12月26現在で1200ウォン半ばまで値を戻しました。
韓国のウォン買いの原資は「外貨準備高」です。
現在、2000億ドルという心理的なボーダー・ライン近辺あたりでしょうが
大きく切り崩して為替市場に介入しているハズです。
当局が為替介入をして、ウォンが相場より割り高感が広がると
ヘッジ・ファンドや機関投資家などが「空売り」を仕掛けてきます。
こうなってくると、1997年の通貨危機の再現となる危険性をはらんでいます。
ただし、今回はアメリカや日本などと、韓国は通貨のスワップ協定を結びましたので、思い切って為替相場に介入をしているようです。
でも
2009年が明けると、再びウォン安に転じるような気がします・・・。
余り大胆な為替介入をし過ぎると、外貨準備高を減らすだけの結果となってしまうかもしれません。
<参照>
・韓国と米国がスワップ協定を締結。
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