<癌の最新治療法と予防法・最前線> 子宮頸がん(子宮がん)の予防ワクチン、世界80ヶ国以上で承認。
子宮頸癌(がん)は、子宮癌(がん)全体の約70〜80%を占めるがんといわれています。
国連人口基金(UNFPA)によると、子宮頸がんは女性において2番目に発症率の高いがんで、今後10年で子宮頸がんによる致死率は25%に上ると予想されている。
ほとんどの子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の長期間の感染により発症することが多いとの事実が、最近の研究で明らかになっている。
ヒトパピローマウイルス(HPV)はありふれたウイルスであり、7〜8割の女性が一生のうち一度は感染します。
だいたいは自然消滅しますが、持続感染で何年かたって子宮頸がんを発症することがあります。
そんな子宮頸がんの原因である2種類のヒトパピローマウイルスに対する新しいワクチンが、スウェーデン・ヘルシンキ大学のJorma Paavonen教授のチームの実験で明らかになりました。
子宮頸がんに対して、実験薬のワクチンを投薬した結果は
「(子宮頸がんに対する)ワクチンの効果、耐容性、抗原性が確認された」。
つまり「広範囲の若年成人女性に対して」(子宮頸がんに対する)免疫反応を示すことが分かったという。
尚、副作用はほとんどない。
この子宮頸がんの予防ワクチンは、「サーバリクス(Cervarix)」の名で英グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline=GSK)社から発売される。
同様の薬品では、米メルク(Merck)社の薬ガーダシル(Gardasil)がある。
2社の子宮頸がんの予防ワクチンは、世界80カ国以上で承認されて、若年層に予防接種の取り組みが始まっています。
日本でも、現在治療データーを収集中ということで、厚生労働省も治療データーが出揃い次第、子宮頸がんの予防ワクチンを導入予定。 2009年1月
<参照>
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