2006年のトリノ・オリンピックの女子フィギュア・スケート・シングルの金メダリスト・荒川静香選手(当時24歳)
日本初となる冬季オリンピックのフィギュア・スケートの金メダルでした。
また、アジア初となる金メダルでもありました。
それは、日本フィギュア・スケート界の悲願といえる金メダルでした。
荒川静香選手は、1998年長野オリンピックの時の日本代表選手でした。
次の2002年ソルトレイクシティ・オリンピック(米国)には、代表選考に漏れました。
そして、8年越しとなる2006年のトリノ・オリンピック(伊)で見事に華開くのでした。
荒川選手は、冬季オリンピックの女子フィギュア・スケートの最年長の金メダリストでした。
フィギュア・スケートは、若い選手でないと金メダル獲得が難しいほどハードな競技なのです。
8年越しの夢を叶えた荒川選手の執念もスゴイですが
何より、日本のスポーツ界全体にとっても、エポック・メイキングな出来事でした。
日本のスポーツ界は、やはり現代でも、「根性」という言葉に支配される傾向が強い世界です。
もちろん、フィギュア・スケートも厳しい練習と修練が必要なスポーツです。
ですが、「トゥーランドット」の音楽に合わせて演技をこなす荒川選手は、どこまでも優雅に見えました。
そして、コケティシュ(艶やか)な魅力にあふれた荒川選手の演技は、世界でも高い評価を得ました。
スポーツも修行僧のように、「道」を極めねば気がすまない日本国民にとって
オリンピックのフィギュア・スケートの歴史で、最年長の金メダリストとなった
荒川選手は、日本人のスポーツ感に、何がしかの変化の兆しを与えるきっかけ、となるのかもしれません。
荒川静香選手・2006トリノ・オリンピック・フリー「トゥーランドット」
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