「発電床(はつでん・ゆか)」。
床の上を人が歩くだけで電気が発生する。
位置エネルギー(振動)を電気エネルギーに変換するという技術。
現在、注目を集めている電気発生装置が「発電床」なのです。
「発電床」は、装置内に圧電素子(あつでん・そし)が内蔵されており、歩行した際や車が通過した際などに生じる圧力のエネルギーを、効率良く電気エネルギーに変換する。
慶應義塾大学環境情報学部などが中心となって開発が進められました。
「発電床」の実証実験は、2006年末に東京駅で行われました。
自動改札機を通過する乗客が、「発電床」を踏むことによってできる電力を自動改札機に供給するという実験が2ヶ月間の渡って行われ、成功裏に終了。
慶應義塾大学の大学院生である速水浩平(はやみず・こうへい)社長が、2006年に設立したベンチャー企業「(株)音力発電」。
感度アップした「圧電素子」を備えた「発電床」の開発に挑んでいます。
(株)音力発電の速水社長は、テレビなどで何度か紹介されているので、ご存知の方も多いことでしょう。
現在,首都高速道路・中央環状線の荒川に架かる「五色桜大橋」のイルミネーションに,「発電床」で作られた電力が利用されているということです。
「発電床」は橋の裏側に取り付けられており,108個のLED照明のうち1個分の電力をまかなっているということです。
同社は今後,「108個すべてのLED照明の電力を供給できるように,発電床の発電効率を高めてゆきたい」という。
LED照明は、従来の電気照明器具に比べると、消費電力が半分からそれ以下という照明器具です。
ただし、未だ「お高い」・・・。
LED照明が普及することによって、「発電床」への注目が集まるようになるでしょう。
<参照>
株式会社・音力発電
「発電床」速水社長・抱負を語る。
「発電床」実験。
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