北海道の夕張市が借金まみれになって財政破たんした主な原因は、自治体が起こした事業の失敗にあります。
四方を山に囲まれ半年間ほどの冬、しかもマイナス20度にもなるような過酷な条件下に観光施設や、リゾート施設を作りました。
しかし、当然、客も余り来ることなく、全然ペイしない・・・。
その程度のことくらいは、中学生程度でも推察がつくワケです。
では、どうして採算を度外視したような無謀とも云える事業を展開したのでしょうか?
夕張などをはじめ、日本中に建つ、いわゆるハコモノといわれる公共工事を盛んに行ったのが、日本の平成バブル絶頂期の政府と霞ヶ関の官僚たちです。
夕張市を始め、日本列島に作られた、ワケのわからないハコモノ・・・。
日本もバブル絶頂期だったので、国は、地方に何でもイイからドンドン作りなさい。
後は、どうにかするから、といったような指導をしました。
しかし、その後、見事にシャボン玉は、破裂。
そして、小泉政権が誕生して、国民に「米100表」の精神を説くことに・・・。
国民は、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、状態。
サンザン日本列島で行った公共工事やハコモノなどの後始末は、結局、地方の自治体まかせ。
イザとなったら、国が尻拭いしてくれると思っていた地方の自治体は、大慌て。
結局、日本国が行ったムダな公共工事のツケを夕張市は背負ったカタチとなってしまったのです。
夕張市は、資金繰りにメドが経たずに、とうとう財政破たん。
ハコモノをたくさん造った業者さんや、その関連業者さんだけが儲けることが出来る仕組み・・・。
地元に残されたモノといえば・・・借金と、誰も訪ずれることのないハコモノだけ。
いわゆる、ゴーストタウン化です。
ハコモノ壊すにも、「お金」が必要なわけですから・・・。
それらの費用は、住んでいる住民の税金から捻出しなければなりません。
ただでさえ、「お金」が無いのに・・・。
夕張と同じような運命を辿る(たどる)であろう地方の自治体は、日本中、他にも多くあります。
夕張は、ある種、見せしめのようなカタチとなってしまいましたが・・・。
国も、地方にさんざん、いろいろ押し付けておいて、後は、借金返せ!!
税金だけは、鬼のようにフンダクルくせに!!
日本の霞ヶ関の官僚たちと、自民党政権は、戦後マクロ経済学の王道ケインズ経済学を忠実に実践してきました。
いわゆる「55年体制」「護送船団方式」です。
多少、乱暴な言い方ですが、7割ほどの人が充分喰っていけるような算段の経済政策です。
日本の経済政策は、冷徹と云えるかもしれません・・・。
(だからこそ、日本は、戦後奇跡の経済成長を遂げることが出来たワケですが。)
暴力団より恐ろしい、日本国かな・・・。
<参照>
・自治体財政健全化法の「財政再生団体」、「財政再建団体」&「早期健全化団体」・自治体名一覧。
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