世界遺産が取り消された!!
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)は、今年2009年6月25日に、ドイツ東部に広がる世界遺産「ドレスデン一帯のエルベ渓谷」を世界遺産リストから外すことを決めたということです。
ユネスコの世界遺産が、指定を取り消されたのは2件目。
1件目は、アラビア半島のインド洋に面したオマーンの世界遺産「オリックス保護区」です。
「オリックス保護区」では、環境破壊も進み野生動物オリックスが激減。
オマーン政府も自然保護区の90%ほどを自然保護区から除外するなど、環境破壊などが進んだ結果、「世界遺産」から除外されました。
今回のドイツの世界遺産「ドレスデン一帯のエルベ渓谷」は、エルベ川沿いに広がる全長18キロの渓谷。
豊かな自然と、バロック建築が調和する美しい景観が、2004年世界遺産に登録された。
しかし、ドイツ・ドレスデン市内では、慢性的な交通渋滞が悪化。
交通渋滞の緩和を目的に、エルベ川両岸を結ぶ新しい橋の建設を検討。
ユネスコ側では、景観を損なうので地下トンネルを掘るようにドレスデン市側に勧告。
しかし、ドレスデン側は、トンネル建設は、コストが増大すると拒否。
さらには、新しい橋の建設の是非を巡って「住民投票」を敢行。
その結果、70%ほどが、新しい橋の建設に賛成。
そしてドレスデン市では、07年エルベ川両岸を結ぶ新しい橋の建設に着手。
それを受けてユネスコは、2009年6月25日に、「ドレスデン一帯のエルベ渓谷」を世界遺産から外すことを決定しました。
ドイツ人は、合理的な判断を下す国民ですね。
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