夏のオリンピックで多くの国々がボイコットをした大会は、過去に3度ある。
その内、日本がボイコットをした大会は、1980年(第22回)開催のロシア(旧ソ連)モスクワ大会です。
なぜ日本はモスクワ・オリンピックをボイコットをしたのでしょうか?
ボイコットの原因となった事件は旧ソ連のアフガニスタンへの侵攻にあります。
1979年12月、旧ソ連軍がアフガニスタンに侵攻、戦争が勃発。(アフガン侵攻)
戦争の理由は、定かではありませんが(子供のケンカと同じですね)、イデオロギーの違いに起因しているようです。
この戦争に抗議する意味でアメリカ、日本、西ドイツ(当時の)、韓国などの西側諸国がオリンピックをボイコットしました。
日本選手団の涙の会見が痛々しかったですね。
スポーツ大国のアメリカも西ドイツも参加してないオリンピックなんて、何とかの無いコーヒーです。
因みに、この事態を受けて、昨年大阪でも開催された「世界陸上競技大会」が開催されるようになりました。
次の1984年(第23回)アメリカ・ロサンゼルス大会は、前大会の報復的処置として、旧ソ連をはじめとする多くの東側諸国がボイコットしました。
アメリカ開催のオリンピックという事もあったのでしょうが、愚行ですね。
上記以外には、アフリカ諸国がボイコットをしたオリンピックがあります。
それは、1976年開催のカナダ・モンントリオール大会です。
原因となった事件は、当時人種隔離政策(アパルトヘイト)を続けていた南アフリカにニュージーランドのラグビーチームが遠征した事が起因です。
この遠征にアフリカ諸国が反対を表明、ニュージーランドのオリンピック参加を認めないようにIOCへ訴えました。
しかし、IOCはニュージーランドの参加を禁止しませんでした。
この決定を受けて、アフリカの22ヵ国がモンントリオール・オリンピックをボイコットしました。
1976年から1984年の3大会連続で様々な理由により多くの国々がオリンピックをボイコットしました。
全世界が集まるのは1988年韓国ソウル大会まで待たなければなりませんでした。
オリンピックのような大規模なイベントですので、政治の道具として利用されるのは止むをえません。
さて、今回の北京オリンピックの行方は・・・。
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