・バイオエタノールの簡単な説明と問題点。
バイオエタノールを簡単に説明すると、植物から抽出されるアルコールのことです。
みなさんが、晩酌にイッパイやっているアルコールと基本的に同じですね。
バイオエタノール炭水化物を含む植物を発酵させて作ります。
炭水化物を含めば基本的に、どんな植物からでもバイオエタノールを抽出できます。
しかし、生産効率の面から考えると糖質あるいはデンプン質が多く含まれている植物が良いとされます。
たとえば、トウモロコシ、サトウキビ、大麦などなど、いわゆる食用植物が良いとされています。
バイオエタノール(植物から抽出するアルコール)は、戦前から、世界各国の軍などを中心に研究開発されていました。
しかし、コストの面ではガソリンに到底太刀打ち出来ずに、自然と消えていきました。
しかし、1970年代初の石油ショックの際サトウキビ栽培の盛んに行われているブラジルがバイオエタノール生産に着手。
バイオエタノールは、2000年代に入り更なる原油高騰のせい(中国などの途上国が、大量消費するようになったため)もあり、今ガソリンに変わる代替エネルギーとして脚光を浴びている。
バイオエタノールのメリットは、再生可能な自然エネルギーであること。
燃焼させても二酸化炭素の量を増やさないこと。
既存の設備を大きく変更しなくとも良いこと、などが挙げられます。
当初は、バイオエタノール地球温暖化の元凶となる二酸化炭素の排出量が抑えられる、ガソリンにかわるエネルギーとして注目を集めていました。
しかし、バイオエタノールの問題点の方が、最近大きくクローズアップされています。
そもそも、食用とする植物を燃料として燃やして良いものだろうか・・・・?
と言った人間の本能が、敏感に反応します。
ブラジルのように大量の穀物栽培をしている国は別でしょうが、世界的にバイオエタノール流通するのにはコストの壁などがあり、相当な時間が必要となります。
更に、2007年半ば頃から、地球温暖化や二酸化炭素削減問題など、完全に無視していたアメリカが(率先して「京都議定書」から離脱しました。)何を思ったのか。
突如。
「バイオエタノールをアメリカで作ろう!二酸化炭素削減、地球温暖化を防止しよう!」
などとブッシュ大統領が号令を発したしたものだから、いままで「小麦」など穀物を生産していた農家が「トウモロコシ」などに作付けを変更。
おかげで「小麦」の生産量は減り、穀物相場は高騰。
穀物メジャーや投機筋はボロ儲けしただろうが、世界的に穀物不足が進行。
ハッキリ言って、「バイオエタノール」の開発に予算や労力を注ぐぐらいなら「ソーラー・パネル(太陽電池)」「燃料電池」「風力発電」などの代替エネルギーやエコ・エネルギーなどの研究開発に力を注いだほうが良いと思います。
アルコールは晩酌程度の方が良いと思いませんか?
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