ドーピング・オリンピック!?
ドーピングと、昔は云わなかった。
禁止薬物の使用、と云っていた。
禁止薬物とはカフェインなどの興奮剤のことだと、皆思っていた。
1988年の韓国ソウル・オリンピック男子100m、ベン・ジョンソン。
それは、筋肉増強剤の使用であった。
興奮剤以外の禁止薬物の使用としての筋肉増強剤は、衝撃であった。
なぜなら、筋肉増強剤とは、主に妊婦や病気上がりの身体の衰えをリカバリする為の劇薬に属する薬物だからだ。
全身の筋肉の量を増大させる筋肉増強剤は、心臓を動かす心筋に悪影響を与える。
増大した心筋は心臓に圧迫を加える、それはやがて心臓発作を引き起こす要因となる。
同じくソウル・オリンピックの女子100mアメリカのフローレンス・ジョイナーは、ブッチギリの1位でゴール、しかも笑いながら・・・。
タイムは10秒49、それまでの記録を一挙に0,2以上短めた。
ジョイナーは、1998年9月21日、38歳の若さで心臓発作により急死した。
オリンピックのドーピングの歴史はベン・ジョンソンから始まったわけではない。
1980年代の旧ソ連や東ドイツなどで国家ぐるみでやっていたようだ。
特に、女子に顕著に見られる。
女子の陸上400mなどは、2008年現在でも当時の記録に「はるかに」及ばない。
また。投てき競技、重量上げ、レスリング、水泳など、毎回オリンピックでドーピング失格する選手が後を絶たない。
オリンピック以外でもドーピングは後を絶たない。
大リーグの年間HR記録を争ったマーク・マグワイアやサミー・ソーサなど疑惑が囁かれている。
そして、ハンク・アーロン氏の持つ大リーグの通産HR記録755本を破ったバリー・ボンズ選手はドーピング疑惑で裁判沙汰に発展。
サッカー・ワールドカップでは、94年アメリカ大会でアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナがドーピング発覚で大会追放。
1998年、ツール・ド・フランスで広範囲なドーピング疑惑が噴出し、大量の選手が処分の対象になった。
列挙していくとキリが無い。
どうせなら、ドーピングを認めて、ドーピングをしている選手を集めて「ドーピング・オリンピック」を開催するとよいのでは、ないでしょうか?
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