20世紀最大の音楽グループ、ビートルズの著作権は一体どこへ行ったのだろうか・・・?。
ビートルズの楽曲の版権を所有するのは音楽出版社『ノーザン・ソングス(Northern Songs Ltd.)』(主に、レノン-マッカートニーのクレジットのあるもの、ビートルズの楽曲の90%ほど)である。
ノーザン・ソングスは1963年ブライアン・エプスタインとディック・ジェイムズが設立した会社で、曲を描いていたジョン・レノンとポール・マッカートニーは、株主でもありました。
ちなみに、ジョージ・ハリソンとリンゴ・スターは、契約社員でした・・・。
途中の複雑な経緯は大幅に省きますが、ビートルズ解散後に、この『ノーザン・ソングス(Northern Songs Ltd.)』を手にいれたのが音楽関連会社「ATV」です。
そのビートルズの著作権『ノーザン・ソングス(Northern Songs Ltd.)』を所有する「ATV」自体を1985年、4750万ドルで購入したのが、マイケル・ジャクソンとソニーです。
マイケル一人が購入したように云われていますが、経緯はもっと複雑なようです。
現在、ビートルズの著作権『ノーザン・ソングス(Northern Songs Ltd.)』はソニーとマイケル・ジャクソンの合弁会社である「Sony/ATV Music Publishing」の下にあるようです。
2006年4月にはマイケルの2億7千万ドルの負債による破産を回避するために、(マイケルが破産した時、ビートルズの版権が第三者の手によって競売にかけられるのを防ぐ為に)ビートルズの著作権の半分を担保にして、複数の債務者に対する借金の保証人に、ソニーはなっています。
マイケル・ジャクソンのシェアの25%は現在誓約される、とソニー側は公表していますが、4億ドル以上ある残りの版権も譲るようにマイケル側に催促しているようです。
ソニーでは、ビートルズの著作権『Northern Songカタログ(大部分はレノン-マッカートニーの180曲の歌からなる)』は、Sony/ATV Music Publishingの最も価値ある所蔵品の一つです。
と公表しています。
ビートルズが解散するまでにレノン=マッカートニーとして発表した曲数もほぼ同様ですから、ソニーはすでに全曲を所有しているのでしょうか?
そしてもうひとつ、日本のビートルズのCD販売元は「株式会社EMIミュージック・ジャパン」(旧東芝EMI)です。
ソニーと東芝といえば「ブルーレイ」DVDで争ったのは、記憶に新しいことでしょう。
ソニーは東芝から幾らの権利料金を徴収しているのでしょうか?
ビートルズ自体が超巨大な利権の塊です。
登場人物も全て「超大物」ばかりです。
複雑怪奇な経緯の全て把握するのは、とても困難なことですが・・・。
ビートルズの解散直前のヒット曲「Across the Universe」が北極星(North Star)に向けて発信されました。
「Across the Universe」の作詞作者は、ご存知レノン=マッカートニーとクレジットされているそうです。
しかし、晩年のビートルズの常であるように「Across the Universe」はジョン・レノンの歌声しか聞こえませんが・・・。
コメントを求められたポール・マッカートニーは「それは、よかった、宇宙人に宜しくと伝えてくれ」と言ったとか・・・ポールにコメントを求めるのは「酷」である。
むしろオノ・ヨーコさんに求めたほうが良かったのではないでしょうか?
とにもかくにも、ビートルズの曲は「北極星(North Star)」に向けて発信されたけれど、ビートルズの著作権「ノーザン・ソングス(Northern Songs Ltd.)」は一体どこに向かって行くのでしょうか?
尚、2008年7月10日はビートルズ・デイだそうです。
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