「スティール・パートナーズ」次々と日本企業の買収策に乗り出す。〜「アデランス」の買収には、成功しそうです。
スティール・パートナーズ(Steel Partners)は、アメリカ合衆国に本拠地をおくヘッジ・ファンドです。
ヘッジ・ファンドとは大手の「投資信託」会社(ファンド)とは異なり、機関投資家や富裕層等からお金を集めて「金融商品」などに投資あるいは活用するなどして、生じた利益を投資者に還元する小口の投資信託会社です。
日本では「村上ファンド」などが有名です。
スティール・パートナーズは、ウォーレン・リヒテンシュタイン(1960年生まれ)が、代表をつとめます。
日本では、2000年頃から、「ヘッジ・ファンド」の動向が注目を集めるようになりました。
巷では「ハゲタカ・ファンド」などと揶揄されたりしました。
「村上ファンド」問題で悪い側面が大きくクローズ・アップされました。
株式会社の経営権の取得などを目的に、株式公開買い付けをしてその会社の大株主として意見や権利を主張する手法は、法律的には、完全に合法です。
証券取引所に上場する株式会社などの「株券等」は、誰にでも買うことが出来ます。
但し、「村上ファンド」や「ホリエモン」などが、当時駆使した市場の取引時間外での株式買い付け手法(当時は、禁止されていなかった。)はアンフェアであるとして問題になりました。(現在は、禁止。)
その手法ばかりに目がいきますが、関心するのは「ヘッジ・ファンド」各社は、実に良く市場を見ているということです。良く勉強しています。
その会社の体質を表沙汰にしてくれます。
「マクロ」的に市場を俯瞰すると、市場の活性化には無くてはならないよう存在ではないかと、個人的には思います。
スティール・パートナーズは、主なところでは、明星食品 、サッポロホールディングス (サッポロビール)、ブルドックソース などのTOB(敵対的株式公開買い付け)にトライしています。
しかし、いずれも失敗。
今回は「アデランス」にターゲットを絞ってTOBに乗り出しました。
「アデランス」の株主総会において、取締役が全員再任を否決されたそうです。
これは、他の「株主」もスティール・パートナーズの提案に同調したためです。
今回は、何となくスティール・パートナーズに風が吹きかけているようです。
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